デュエル・マスターズ ルールガイド

初めてでもわかる基本ルール解説

Duel Studio Classic 独自の書き下ろし解説です。公式ルールの完全な再現ではなく、クラシック環境で遊ぶための実用的なガイドとしてお読みください。

執筆: めし / 公開: 2026年6月8日 / 更新: 2026年8月18日

デュエル・マスターズとは

デュエル・マスターズは、2人のプレイヤーがそれぞれ自分のデッキ(カードの束)を持ち寄り、クリーチャーや呪文を駆使して戦うトレーディングカードゲームです。

ゲームの世界には光・水・闇・火・自然の5つの文明が存在し、それぞれ異なる戦い方や得意分野を持っています。プレイヤーはこれらの文明のカードを組み合わせてデッキを構築し、相手のシールド(防御壁)をすべて打ち破って直接攻撃を決めれば勝利です。

Duel Studio Classic は、このデュエル・マスターズを時期ごとのカードプールで遊ぶ非公式フォーマット「クラシック」に特化したツールです。基本編・05・08・1405の範囲を固定し、同じカードプールを繰り返し研究できることが魅力です。

デッキのルール

  • デッキの枚数はちょうど40枚。多くても少なくてもいけません。
  • 同じ名前のカードは最大4枚まで入れることができます。
  • 基本編・05・08は40枚のメインデッキで構築します。1405だけは、メインデッキと別に最大8枚の超次元ゾーンを使えます。

ゲームの準備

対戦を始める前に、以下の手順で準備を行います。

  1. お互いのデッキをよくシャッフルし、裏向きのまま自分の前に置きます。これが山札になります。
  2. 山札の上から5枚を取り、中身を見ずに裏向きのまま自分の前に並べます。これがシールドです。シールドはあなたを守る防御壁であり、ゲーム中に重要な役割を果たします。
  3. さらに山札の上から5枚を引いて手札にします。手札は自分だけが見ることができます。
  4. じゃんけんなどで先攻・後攻を決めます。先攻プレイヤーの最初のターンではカードを引けない(ドロースキップ)ルールがあるため、先攻が必ずしも有利とは限りません。

ターンの流れ

各ターンは以下の順番で進行します。前のステップに戻ることはできません。

1. アンタップステップ

バトルゾーンとマナゾーンにある自分のカードをすべてアンタップ(縦向きに戻す)します。タップされた(横向きの)カードが使える状態に戻るステップです。

2. ドローステップ

山札の上からカードを1枚引いて手札に加えます。

※ 先攻プレイヤーの最初のターンに限り、このステップはスキップされます。

3. マナチャージステップ

手札から1枚を選んでマナゾーンに表向きで置くことができます。これを「マナチャージ」と呼びます。1ターンに1回まで、任意で行えます。多色カードはタップした状態で置きます。

4. メインステップ

このターンのメインの行動フェーズです。マナが続く限り、好きな順番で何度でも以下の行動ができます。

  • クリーチャーを召喚する(バトルゾーンに出す)
  • 呪文を唱える
  • その他の能力を使う

5. 攻撃ステップ

自分のクリーチャーで相手プレイヤーや相手クリーチャーに攻撃できます。攻撃は任意で、複数のクリーチャーで順番に攻撃することもできます。

6. ターン終了

すべての行動が終わったら、相手のターンに移ります。

マナとコスト

デュエル・マスターズでは、カードを使うためにマナが必要です。マナはゲーム内の「お金」のようなもので、マナゾーンにカードを置くことで貯まります。

  • マナチャージステップで手札からカードを1枚マナゾーンに置くと、マナが1つ増えます。
  • カードを使うときは、マナゾーンのカードを必要な枚数だけタップ(横向きにする)してコストを支払います。
  • 文明の制約: 単色カードは、そのカードと同じ文明のマナを最低1枚タップします。多色カードは、持つ文明それぞれを満たすよう、文明ごとに別々のマナカードを1枚以上タップします。残りのコストはどの文明でも構いません。

例: コスト5の「火」のクリーチャーを召喚する場合、マナゾーンから5枚タップしますが、そのうち少なくとも1枚は「火」文明のカードでなければなりません。

多色カードについて

2つ以上の文明を持つ「多色カード」は、マナゾーンに置くときタップ状態(横向き)で置かれます。つまり、置いたターンにはそのマナは使えません。また、多色カードのコストを支払うときは、そのカードが持つ各文明を、別々にタップするマナカードで満たす必要があります。1枚の多色マナで2つの文明分を同時に満たすことはできません。

クリーチャーの召喚

クリーチャーはバトルゾーンに出して戦わせるカードです。メインステップ中に手札からマナコストを支払ってバトルゾーンに出すことを「召喚」と呼びます。

  • 召喚酔い: 召喚したターンのクリーチャーはすぐには攻撃できません。次の自分のターンから攻撃が可能になります。
  • ただし「スピードアタッカー」の能力を持つクリーチャーは例外で、出したターンからすぐに攻撃できます。
  • 各クリーチャーにはパワー(数値)が設定されています。パワーはクリーチャー同士のバトルで勝敗を決める基準になります。

呪文

呪文は使い切りの効果カードです。メインステップ中に手札からマナコストを支払って唱えることができます。

  • 呪文の効果を解決(実行)した後、そのカードは墓地に置かれます。クリーチャーのようにバトルゾーンに残ることはありません。
  • 呪文の効果はカードによってさまざまです。相手のクリーチャーを破壊したり、カードを引いたり、マナを増やしたりといった多彩な効果があります。

攻撃とバトル

攻撃ステップでは、自分のアンタップ状態(縦向き)のクリーチャーで攻撃を行えます。攻撃するクリーチャーはタップ(横向き)になります。

相手プレイヤーへの攻撃

相手プレイヤーを直接攻撃すると、相手のシールドを1枚ブレイク(破壊)します。ブレイクされたシールドは相手の手札に加わります。シールドがすべてなくなった状態で攻撃が通れば勝利です。

相手クリーチャーへの攻撃

相手のタップされているクリーチャーを対象にバトルを仕掛けることができます。アンタップ状態の相手クリーチャーには通常攻撃できません。

  • パワーの大きい方がバトルに勝ち、負けた方は墓地へ送られます
  • パワーが同じ場合は、両方とも墓地へ送られます

シールドとシールドトリガー

シールドはデュエル・マスターズの最大の特徴ともいえるシステムです。シールドがある限り、プレイヤーは攻撃から守られます。

  • 相手プレイヤーへの攻撃が成功すると、相手のシールドを1枚ブレイクします。
  • ブレイクされたシールドは持ち主の手札に加わります。つまり攻撃されるほど手札が増えるため、逆転のチャンスが生まれます。

シールドトリガー(S・トリガー)

ブレイクされたシールドに「S・トリガー」を持つカードがあれば、マナコストを支払わずにそのカードを即座に使うことができます。

攻撃してきた相手クリーチャーをS・トリガーの呪文で破壊する、S・トリガーのクリーチャーをブロッカーとして召喚する、といった劇的な逆転が起こり得るのがデュエマの醍醐味です。

W・ブレイカー以上の処理(クラシックの特徴)

一部の強力なクリーチャーは、攻撃時にシールドを複数枚ブレイクする能力を持っています。

  • W(ダブル)・ブレイカー — シールドを2枚ブレイク
  • T(トリプル)・ブレイカー — シールドを3枚ブレイク

2017年のルール改訂による処理の違い

W・ブレイカー以上で複数枚をブレイクするとき、処理の順番がルール改訂で変わりました。

旧ルール(クラシックの主流): 1枚ずつ処理

1枚目をブレイク → 手札に加える → S・トリガーがあれば使う → 解決後に2枚目をブレイク → 同様に処理…

現行ルール: まとめて処理

すべてのシールドを一度にブレイク → 全部を手札に加える → S・トリガーを好きな順番で使う

Duel Studio Classic ではクラシック環境を再現しているため、旧ルール(1枚ずつ処理)を基本としています。

旧ルールでも、1枚目のS・トリガーで攻撃クリーチャーがバトルゾーンを離れたことだけで、すでに決定した残りのブレイクは取り消されません。後続のブレイクとS・トリガーを順番に処理します。

勝利条件

以下のいずれかの条件を満たすと勝利です。

ダイレクトアタック

相手のシールドがすべてなくなった状態で、相手プレイヤーに攻撃(ダイレクトアタック)を成功させれば勝利です。シールドを全部割った攻撃でそのまま勝てるわけではなく、もう一度攻撃する必要がある点に注意してください。

ライブラリアウト

相手の山札が0枚になった時点で、相手はゲームに敗北します。「次のドローで引けない時」まで待つルールではありません。

5つの文明

デュエル・マスターズのカードは5つの文明に分かれており、それぞれに特徴的な戦略があります。

光(ひかり)

防御と秩序の文明。ブロッカー(攻撃を受け止められるクリーチャー)が多く、相手のクリーチャーをタップさせたり、シールドを追加する効果が得意です。堅い守りからじわじわと優位を築く、守りの文明です。

水(みず)

知略と情報の文明。ドロー(カードを引く)やバウンス(相手のクリーチャーを手札に戻す)が得意です。豊富な手札から選択肢を広げ、手数で圧倒する文明です。

闇(やみ)

破壊と犠牲の文明。ハンデス(相手の手札を捨てさせる)と墓地利用が得意です。相手の選択肢を奪い、リソースの差で押しつぶす文明です。

火(ひ)

速攻と破壊の文明。スピードアタッカー(出してすぐ攻撃できる)や低コストのクリーチャーが多く、パワーで攻め立てます。序盤から一気に攻めて勝負を決める攻めの文明です。

自然(しぜん)

マナと巨大生物の文明。マナブースト(マナを増やす効果)が得意で、大型クリーチャーを他の文明より早く召喚できます。圧倒的なパワーと物量で押し切る文明です。

クラシックフォーマットとは

デュエスタでは、基本編・クラシック05・クラシック08・クラシック1405の4つの非公式レギュレーションに対応しています。各レギュレーションの利用可能カードは、デッキの内容から自動判定されます。

  • 公式が運営するフォーマットではなく、プレイヤーコミュニティが自主的に形作ってきた遊び方です。
  • ゲームバランスを保つための独自の禁止・制限カードリストがあります。
  • Duel Studio Classic はこのクラシックフォーマット専用のデッキ構築・管理ツールです。

クラシックフォーマットの詳細(使用可能カードの判定、禁止・制限カード、レギュレーションの違い)については、アプリ内の クラシックフォーマット詳細 ページをご覧ください(ログインが必要です)。

最後に

ここに書いたのはデュエル・マスターズの基本ルールの概要です。実際のゲームには進化クリーチャークロスギアブロッカーの詳細なルール、各種キーワード能力など、ここでは紹介しきれない多くの要素があります。

まずはこの基本ルールを押さえた上で、実際にプレイしてみることをおすすめします。Duel Studio Classic では「一人回しモード」でデッキの動きを一人で試すことができます。対戦相手がいなくても、デッキを回しながらルールを覚えていくのに最適です。

クラシック環境のシンプルなカードプールは、はじめてデュエル・マスターズに触れる方にとっても遊びやすい環境です。ぜひ Duel Studio Classic でクラシックの世界を楽しんでみてください。

参照した公式資料

本ページは公式資料を要約した非公式の入門解説です。ルールの最終確認には公式の最新資料をご利用ください。

「デュエル・マスターズ」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

このページの内容は Duel Studio Classic が独自に作成した解説であり、公式ルールブックの転載ではありません。実際の大会や対戦では、公式ルールおよび参加者間の合意を優先してください。

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